盛岡の市街化事業

盛岡大通と菜園は昭和初期まで旧藩主南部家所有の田んぼと盛岡農学校でした。創業者三田義正は、昭和2年8月に南部土地株式会社を設立し、菜園地区の埋立を行って現在の大通と菜園の市街地を誕生させました。また、義正は町の発展策として昭和10年4月に株式会社中央映画劇場を設立し同年8月に映画館を開館しました。これが今日の”映画館通り”の始まりです。映画館通りは全国的にも珍しく約400mの通りに12の映画館があります。三田グループは、この映画館通りを盛岡市民の一つの文化と捉え、株式会社中央映画劇場の経営にあたっております。