岩手生コン工場

プラントトップより岩手山を望む(2004年10月28日撮影)

 街も創る。夢も創る。希望や時代のメッセージも創る。いまわたしたちは、素材企業として
未来への遺産をよりよいかたちで残していきたい。いろいろなかたちで。いろいろな思いで・・・
 ほら、コンクリートは活きている。わたしたちのそばで。いままでも。これからも。  (会社案内より)
所在地
〒020-0772
岩手県滝沢市大釜中瀬32番地3
 TEL:019-687-3434
 FAX:019-687-3439

工場概略
沿革
昭和40(1965)年10月 操業開始
昭和46(1971)年 6月 日本工業規格表示認定工場
昭和58(1983)年10月 プラント更新
平成15(2003)年 9月 プラント更新
平成21(2009)年11月 西岩手生コンクリート(株)工場(JIS認証番号 TC0207096)で共同生産を開始
平成22(2010)年11月 西岩手生コンクリート(株)と合併し、東北化学工業(株)岩手生コン工場として生産を開始する
平成27(2015)年9月 プラント更新
JIS プラント全景
認証番号 TC 0207096
認証機関名 (一財)建材試験センター
認証年月日 平成19(2007)年12月28日
認証に係わるJIS番号 JIS A 5308
認証に係わるJIS名称 レディーミクストコンクリート
認証の区分 普通コンクリート・舗装コンクリート
建築基準法に基づく指定建築材料の国土交通大臣認定
認定番号 MCON-3041
認定した指定建築資材 高強度コンクリート
認定年月日 平成25(2013)年10月29日
認定に係わる性能評価機関名 (一財)日本建築総合試験所
認定された強度の範囲 設計基準強度(Fc):39〜60(N/mm2)
(普通ポルトランドセメント使用)
有資格者
コンクリート主任技士 3名
コンクリート技士 6名
品質管理推進責任者 7名
産業廃棄物中間処理施設技術管理者 3名
一級土木施工管理技士 1名
二級土木施工管理技士 2名
骨材回収装置全景
プラント設備 (株)北川鉄工所
ミキサー形式 水平2軸強制練り(ジクロス WHQ-2300)
公称容量 2,300リットル
製造能力 毎時 161m3  日産 1,288m3
貯蔵設備
セメントサイロ 400t 3基
骨材ヤード 7区間  全容量1,970m3
骨材回収設備 モリ技巧(株)
処理方式 傾斜ふるい式
輸送範囲
盛岡市とその周辺(雫石町,紫波町,矢巾町,滝沢市)
二次製品
当社では標識用基礎ブロック(在庫商品)から、道路情報案内板用大型基礎のような特注製品まで各種二次製品を製作・販売しております。生コン工場ならではの良質なコンクリートを使用した高品質な製品作りには定評があります。
在庫商品


基礎ブロック
500×500×600


基礎ブロック
500×500×900
 
製品例


W穴ブロック


照明灯用基礎


穴寄せブロック


大型基礎
産業廃棄物中間処理業
 当社が加入している岩手県生コンクリート協同組合では、戻りコンクリート(戻りコン・残コン)に生コン工場から排出されるスラッジを混合し、破砕・粒度調整したものを再生路盤材として販売する事業を行っております。 また、生コン工場から排出されるコンクリートくずも同様に破砕・粒度調整したうえで再生路盤材として販売しております。
 当社では、岩手県生コンクリート協同組合の産廃事業を担う工場として、産業廃棄物処分業の許可を取得しております。 産業廃棄物処分業者として主に組合工場から排出される産業廃棄物(戻りコン・スラッジ・コンクリートくず)の中間処理を行い、全量を再生路盤材として製造しており、産業廃棄物の適正処理と再生利用に努めております。 
 産業廃棄物処理業の許可内容
  ・岩手県知事許可番号  00321167039
  ・事業の内容
・中間処理(固化処理) : 取扱う産業廃棄物  − 汚泥 (無規制汚泥に限る)
・中間処理(破砕処理) :      〃       − ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず(コンクリートくずに限る)
処理の流れ
再生路盤材試験結果
・材料名      再生路盤材 RC−40
・試験結果     下表(平成16年)
項目 試験方法  結果  規格 
最適含水比(%)  JIS A1210   7.7  
最大乾燥密度(g/cm3)  1.993  
修正CBR  JIS A1211  61.5  20以上
塑正指数  JIS A1205  N.P.  6以下
篩い分け  JIS A1102  下表参照 
篩い目(mm)  53 37.5 31.5 19 13.2 4.75 2.36 0.4 0.075
通過百分率(%) 98.9 91.8 74.0 61.8 33.5 20.0 10.2 5.5
粒度範囲(%) 100 95~100 50~80 15~40 5~25
事業実績
年度  平成9年
事業開始
10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年
 戻りコン処理量:m3 35 185 480 710 800 950 1,200 1,000  1,130
 スラッジ処理量:m3
 コンクリートくず処理量:m3
 路盤材販売量:m3 610 1,100 1,590 1,750 2,530 3,200 2,640 2,530
年度  平成18年
クラッシャー
導入
19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年
 戻りコン処理量:m3 1,510 1,180 1,320 1,570 1,080 650 1,400 1,690  1,600
 スラッジ処理量:m3 180 260 320 320 260 200 210 130 100
 コンクリートくず処理量:m3 1,760 1,620 1,160 950 340 380 460 250
 路盤材販売量:m3 5,120 4,800 4,660 4,120 3,480 1,750 3,290 4,180 3,800

破砕施設(クラッシャー全景)

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